プロフィールビデオの自作方法

準備する素材は写真・コメント・音楽です。素材を集めたら映像の構成を考えます。
構成次第では同じ素材でもより一層印象的に表現したり、現実以上にドラマチックに演出することも出来ます。

1. 写真の準備

幼いころから今に至るまで、お2人が出会って今に至るまでの写真を集めていきます。
集める写真はプリント(紙焼き)写真・データ共に混在してても構いません。

・写真の選別

集めた写真を 新郎・新婦・お2人分 それぞれ10枚~15枚程度に選別します。
写真の枚数は多くしたいところですが、結婚式当日 観賞するご友人などの飽きがこない様 5分~6分 程度に収めるのが理想であるため、逆算し、写真1枚の表示時間を10秒~20秒 程度にしたいためです。
使う写真が決まったら、写真を表示する順番を決めていきます。時系列が正当ですが、ツジツマやコメント内容によって変えてみるのも効果的で面白くなります。

・写真の取り込み

映像の編集をパソコンソフトで行いたいため、プリント写真をパソコンに取り込まなくてはなりません。
そこでスキャナーの登場です。スキャナーや複合機がない場合は職場やコンビニなどでデータに取り込みましょう。
出来るだけ高画質で保存したいのでdpi(Dot Per Inch)は最大に設定してください。
デジカメなどで撮った写真データは、プリントアウトすると劣化してしまうので、100均などで売っている
SDカード リーダーなどを接続して取り込みましょう。

2. 写真のコメント

写真を揃えたら次は写真に対するコメントを考えていきます。
編集の際にそのまま使えるように写真と同じく、メモ帳やnotepadなどのソフトを使い、データで起こしましょう。タイピングになれていない場合、スマホのメール本文などに記載しましょう。
コメントは出来るだけ解り易く簡潔に、観賞者に向けて、状況やその時のいきさつなどを考えます。
なるべく見て解るような内容は書かず、その前後の出来事や、意思などを書くと、お2人の思い出に引き込みやすく魅力的な映像になります。
「、」や「。」などの句読点などは、「区切りをつける」といった意味合いにとれるため、忌み言葉として
婚礼に使われない場合が多いので避け、スペースや、改行などを使い読みやすく構成していきます。

3. 音楽の用意の仕方

編集に使用する音楽を決めます。
通常、市販の CD には著作権や著作隣接権があり、許諾がないと使用できませんので
著作権を無料で使える音源などを購入するほうが逆に経済的になる場合が多いです。
1曲で統一するか、新郎パート・新婦パート・お2人パートを3部構成とし、3曲で構成するか が主流です。

4. 編集

1~3の準備が整ったら、いよいよ本番の編集作業になります。
編集はクオリティの要となる重要な作業ですので、時間をかけて作業します。
出来れば2週間程時間をとってじっくり編集していきましょう。

・映像の仕様(設定)について

本番の編集をする前につくる映像の全体的な設定を決定するため、会場の仕様などを確認しましょう。
必要な要素は 画面比率 4:3 か 16:9 です。
国内での再生、DVDでの納品、であれば特に他の仕様は問題ありませんので、画面比率だけ気にしてください。
4:3の場合はNTSC DV 16:9の場合はNTSC DV ワイドという設定になります。

・編集に使うソフト

編集ソフトは使い勝手の良い Adobe系のソフトがオススメです。
簡単なスライドショーを作る場合は Premiere Pro というソフト、CGなどを使い派手にしたい場合は
After Effects というソフトを使いましょう。After Effects は音楽の構成に弱いため、最終のパッケージは
Premiere Pro で行うのがオススメです。

・映像データ書き出しの設定

編集が完了したら、映像の書き出しになります。
会場で上映される際に、プロジェクターやDVDプレイヤーのクレジットなどの表示が出てしまうのを避けるため、
映像の頭に5秒程度、後ろに15秒程度、ブラックビデオ(黒味)を入れます。
DVD向けの映像の書き出し設定は、MPEG2という映像形式で行うのがベターです。
先述の画面比率によりプリセットの NTSC DV ワイド(またはNTSC DV)で書き出しします。
この際にプレクス設定を付けると映像データと音楽データが統合されるので音ズレなどを防ぐことが出来ます。

5. DVD オーサリング

映像の書き出しが出来上がったら、その映像をDVDプレイヤーで再生できる DVD-VIDEO 形式に焼き込む工程をする
オーサリングを行います。オーサリングに使うソフトは編集に使ったソフトなどと同じく、Adobe系のEncoreというソフトを使いましょう。
設定は動画データを読み込み、タイムラインにし、エンドアクション(再生し終わった後の行動)を停止などに設定、
メニューボタンの挙動を頭出しにする程度の簡単な設定だけで大丈夫です。
海外で再生される際は別途設定要素が必要な場合もあります。